2020年10月07日

サンダルをデザインするときに大事なもの

台風が近づいているせいか?
今日の沖縄はだいぶ涼しく感じますね。

この時期は、秋冬ものの販売をしながら
来季のサンダルのサンプル製作も行っています。

サンダルはぱっと見
甲のデザインが気になりますが
実はサンダルの美しさを左右するのは
底の形なんです!

細すぎず、太くなりすぎず、
つま先は丸みを持たせると優しい印象に
スクエア型は個性を主張するキリっと
した印象に。。。

来春、皆さんにお見せできるサンダル
いろんな方の力をお借りして
絶賛製作中ですびっくり






  
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Posted by シュービー at 14:39Comments(0)▼靴のはなし▼KALAFISA project ♪

2020年07月23日

美しいパンプスを選ぶための3つの方法

美しいパンプスの選び方。

あなたはパンプスを買うときに
美しいデザインのパンプスを選びますか?
それとも
それを履いているあたなが美しく見えるものを選びますか?


「この靴キレイだな。」
ってはじめに思うとき、
大抵、靴屋のショーウィンドウや
靴売り場の棚に並んでいる状態。
つまり、自分の目線の高さにかなり近い。

次に
「買おうかな?」
って思うと、試しに履いてみて
靴を真上から見ます。

でもね。
靴を真上から見ることができるのって
履いてるあなただけなんです。

実際には、自分で身に着けているものが
他人にどう見えているのかもすごく大事。

特に本人はあまり気にしないけど、
靴の後ろ姿は他人からよーーーーく見えるので

自分を美しく魅せるパンプスを購入するときには
それを履いた状態で
①(全身が映る)鏡からちょっと離れて見ること
②後ろ姿も必ずチェックすること
③歩いてみて膝がちゃんと伸びているか?

の3つをチェックすることをお勧めいたしますラブ



自分に合った美しいパンプスを履くと
①全身のトータルバランスがキレイですし
②後ろ姿がかなり色っぽい。
③足長効果が絶大!!
※③は特にサイズがあってないと膝が曲がり足長効果どころではない汗


ぜひ自分に合った、あなたを美しく魅せるパンプス
探してみてくださいね。。。ハート











  
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Posted by シュービー at 21:03Comments(0)▼靴のはなし●靴選びのコツ

2020年02月05日

靴選びは苦痛???

「靴選びが、苦痛で。。。」
ダジャレのような。。。でも
ほんとに良く聞く、お客さまの声です。


何時間も靴売り場をぐるぐる回って
探したけど、結局合う靴が見つからなかった。

また別の日に、これならいいかも!!と思って
買った靴が、いざ帰って履いてみると
足が痛くて履けなかったなど。

そんなことをずっと繰り返していると
もう靴を買うことを考えるだけで憂うつになる。

靴屋としては、なんとも悲しいエピソード。

でも、足のサイズや動き方の特徴をみていけば
その難しく困難な靴選びが格段に楽になります。
(とわたしは考えております。)


靴ってただ痛くなく履くのではなく
ファッションアイテムの1つでもあるから
好きなデザインで、好きな色で
自分を表現していきたいですよね~ラブ


自分の足のサイズを知っていて
自分の足の特徴を知っていれば
おのずと自分にとって心地よい
靴との相性も分かってきます。
それが分かれば、靴選びは制覇したも同然!!!
あとは、好みのデザインを選べばいいだけですね~ハート


靴選びが、苦痛ではなく。
靴選びが、楽しいことになるように。


シュービーは、いつも考えています。


この靴履いて、どこへ行こう?
この靴履いて、誰と会おう?
そんなワクワク、ドキドキができたらいいなハート



うつくしく、ここちよい
あたなだけの1足が見つかりますように指輪キラキラ






シュービーでは、足の計測を積極的に行っております!
計測だけでもOKですので、お気軽にお越しくださいねニコニコ








  
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Posted by シュービー at 18:55Comments(0)▼靴のはなし●靴選びのコツ

2020年02月01日

新社会人におススメしたい!プロが提案する仕事靴

この時期に多くなてくるのが
就職用のパンプスに関するご相談。

これまでの学生生活でヒールの靴を
あまり履いてこなかった女子達が
就活で初めてパンプスを履く。

「パンプスってこんなに疲れるの?」
「面接の短時間でもこんなに大変なのに、
4月からずっと履かないといけないの?」

と戦々恐々とこれからの不安をお母さんに訴え
→親子でシュービーにご来店されます。

多くの女子が経験するように
足に合わない靴で1日過ごすって本当に大変!
ましてや、いろんなことを必死で覚えて、勉強していく
社会人1年生にとって、仕事以外のプレッシャーは
少ない方がいいに決まってる!

そんな女子達におススメしたいのが
オーダーパンプスNo.0505
¥36,720(税込)


(※ベルト無しでも製作できます)

スーツがカッコよくキマりピカピカ
1日履いていても疲れにくい
5cmヒール設計になっています。

足のサイズに合わせて、お靴とふかふか中敷きも
一緒に製作させていただいております。
ご注文からお渡しまでに約40~60日。
今なら、まだ4月1日に間に合います!

足やお靴のご相談のみもお気軽にどうぞニコニコ


シュービー
住所:那覇市久茂地3-5-7
電話:098-862-3640
HP: shoebe.jp
OPEN: 11:00~19:00
お休み:日・月曜日



  
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2020年01月29日

靴の寿命のはなし

よくいただく質問の中に
「靴の寿命って何年くらいですか?」
というものがあります。

これ、返答にとっても困る質問でして汗

もう本当に人それぞれなんです!


靴の寿命を判断するときに
ざっくり2つの視点があります。


1つ目は、、
靴の見た目での判断。


・革に補修不可能なキズや穴があいた
・底材の修理が不可能
・原型をとどめていないほどの型崩れ など。

これは、靴の寿命サイン。

履く方の足の動きの特徴で
靴自体がダメージを受ける度合いが
違ってくるので、個人差が大きい。

例えば同じ靴を週に3日履くとして
1年で大きく型が崩れる方もいらっしゃれば
10年履いてもほぼ型崩れナシという方も。

特に見た目の基準は
個人の好みのあるので
ちょっと傷ついても履きたくないという
方もいらっしゃるし、
逆に見た目がボロボロでも
躯体に問題なければ履き続ける方もいます。




2つ目は
足から見た靴の寿命の判断。


例えば、足になんらかのトラブルがあって
靴の助けが必要な場合
靴の躯体(踵に入ってるカウンター芯など)が
ある程度しっかりしている必要があったり
インソールがヘタっていなかったり
底材が摩耗していなかったりと
見た目ではあまりわからない部分の
判断が必要になります。

しかもこれにも個人差があって
この足は靴の支えがかなり必要!という方も
いらっしゃれば、これは支えがなくっても
全然平気!な足の方もいらっしゃいます。


ただこの足を支える意味での靴の寿命ということでは
(履く頻度にも寄りますが)
3~6年で交換してあげると
足の健康という視点

では理想的ではないかと思います。


見た目がまだまだきれいでも
何となく疲れるな?とか違和感を感じた時は
もしかすると靴の寿命かもしれません!

修理が可能な場合もありますので
専門店でぜひ相談してみてくださいね。



また、シュービーでは、足の計測も
お靴の寿命相談も承っております。




どうぞお気軽にご相談くださいね~。

持っていらしたお靴を見るや否や
「もう、これ寿命ですっ!」
って言って、無理に靴の販売はいたしませんので~ニコニコ







  
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Posted by シュービー at 17:58Comments(0)▼靴のはなし

2020年01月21日

靴の履き心地の満足度リサーチ

だいぶ前に勤めていた会社で
「靴の履き心地の満足度って20%くらいなんだよ!」って
あるアンケート結果を見せてもらったのを思い出して
今はどうなってるんだろう?とネットで検索してみたら。。。

普段履いている靴に
満足している人は26%!!



ESSE読者アンケート調べ 2019年

20年前と変わってないやないかーーーいガ-ン

日本人の靴の所有数は6~10足が
一番多いそうなので、シューズクローゼットの
74%は履かずにそのままの恐れもがーん


このブログでもよく話していますが
靴の品質が落ちたのか?
はたまたフィッティング(足と靴の相性)の問題か?


一般的に靴選びをする際
靴の良しあしをチェックするときには、、

〇木型のボリューム
〇デザインの線
〇底材の材質、屈曲性
〇インソールの有無


などなどを主に見ていきますが
それに加え、履き心地のチェックをするときには
足の特徴(サイズが動き)もチェックしなければなりません。

それが結構難しくて
しかも主観だと、自分の足しか見たことがないので
自分の足が太いとか細いとか、指が長いとか
皮膚が強いとか弱いとか、身体がやわらかいとか
意外と分からないものなんです。
(これまでの経験だと、8割くらいの方が
実際の足より大きなサイズで靴を履きがち)



靴の満足度が上がらないのは
靴屋(販売員)の責任だと
常々考えております。。。


ということで、、、
皆様がご自身で靴選びがしやすくなるような
サイズ診断、お靴のデザイン診断を
行っておりますので、お気軽にご来店くださいませ。



  
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Posted by シュービー at 16:10Comments(0)▼靴のはなし

2019年09月04日

Kutooから考えるパンプスの歴史

昨日の流れで、パンプスの歴史について。。
前記事:Kutooヒール強制反対運動についてはこちら

パンプス、、特にヒール(踵)が高くなっているものを
ハイヒールといいますが、ハイヒールをファッションに
したのはルイ14世あたりの時代だと言われています。

その前までは、衛生的に地面から足を遠ざけるために
下駄を履かせたような意味合いでしたが、、、

履いた時の美しい姿勢やふくらはぎやヒップラインが
キレイにみえることから、男女問わず舞踏会用として
身分の高い人達が愛用するようになりました。

しかし、フランス革命後から、男性は動きやすい
ブーツタイプの靴をおもに履くようになりますが
女性はパンプスのまま。

そして、時代が流れパンプスは女性用の靴として
今も履き続けられています。


ということで、、、パンプスは

衛生面から下駄のような役割
↓↓↓
貴族の舞踏会用衣装
↓↓↓
(途中、機能的ではないため男性は撤退)
↓↓↓
女性用フォーマルシューズ
↓↓↓
(まるで)仕事の際の制靴!!

のような扱いになってしまっているのです。



歴史の中で、途中男性は機能的な履き物に転換しますが
一方で女性はパンプスを履いて美しく見せなければならないまま。
時代が変わって、こんなに女性も世の中で文字通り動きまわり
活躍することになっても、履き物だけがそのままってやっぱりおかしい!



働くすべての女性(もちろん男性も)が
履き物を自由に選べる社会になって欲しいと思います。


※昨日も書きましたが、わたしもパンプス大好きです。
ただただ社会の決まり事として、女性にパンプスを履くことを
強制するのだけはやめてほしいと考えます。




  
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Posted by シュービー at 16:37Comments(0)▼できごと▼靴のはなし

2019年08月08日

革製品:撥水スプレーの効果!

季節柄、急な雨に降られて
お気に入りの革靴にシミが~汗
なんて、駆け込みが増えております。

1度シミができ、定着してしまうと
元の状態に戻すのは至難の業。
だから、事前の対策が必要なんです!

そこでシュービーで普段から利用している
撥水スプレーのご紹介ですピカピカ


そうです!撥水スプレーの定番「AMEDAS」です。

「これって、本当に効果があるの?」
「イチイチ、スプレーなんてめんどくさいなぁ」
と思ったあなたへ、、、ニコニコ

百聞は一見に如かずということで
素上げの革底で実験!!

底の真ん中より
左側にはスプレーあり。
右側はスプレーなし。
両方に水滴を垂らしてみました。

ぜひご覧くださいキョロキョロ
↓↓↓


いかがでしたでしょうか?
撥水スプレーをかけてある部分は水が
はじかれて玉になって流れていきますが
スプレーなしの部分は水が染み込んでいきます。
これが、色のついたジュースや油性の液体ですと
ほぼシミになってしまうでしょう。。。がーん

大切な革製品を守るためにも
お出かけ前に、撥水スプレー。
ぜひお試しくださいませ雨



注意:革の素材によってはスプレーがシミになって
しまう場合がございます。革製品を購入時に素材の性質を
確認しておくことや、または目立たない箇所でお試になってから
全体にスプレーをおかけください。撥水効果は全ての革に
適用するとは限りませんので、どうぞお気をつけて!


では、台風の風に気を付けて。よい週末をハート








  
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Posted by シュービー at 19:42Comments(0)▼靴のはなし

2019年08月06日

まちゼミ「革靴お手入れ入門」開催中~

今日から3日間
那覇まちゼミの一環でシュービーにて
「かんたん!革靴お手入れ入門」開催中です。

残りは
7日(水) 11:00~
8日(木) 11:00~
1時間ほどのミニ講座です。

まだ空きがございますのでご興味のある方、
革靴持参でご参加くださいね~ラブ



  
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Posted by シュービー at 15:34Comments(0)▼靴のはなし

2018年11月23日

革と皮の違い知ってますか?

前回に引き続き、革シリーズ第2弾は
【革と皮の違い】について。


一般的に英語で
「皮」は…SKIN(スキン)
「革」は…LEATHER(レザー)
と言います。




「皮」とは動物の身体から剥いで
加工される前の生の状態のこと。
原皮とも言われます。
一方「革」は皮を加工し
腐ったり変質しないよう製品化できる
状態になったものをさします。




そして、この「皮」から「革」へ加工する大切な工程の1つに鞣し(なめし)があります。鞣しとは、塩漬けの状態で保管された「皮」を脱毛し、余分な肉をそぎ落とし、「皮」のコラーゲン繊維に鞣し剤を結合させる工程をいいます。「皮」は鞣されることで、腐敗や変質を防止し、耐熱性を高めることで「革」へと変化していきます。ちなみに表皮があった部分を「銀面」、皮下組織があった部分を「床面」といいます。また、鞣す作業を行う人たちをタンナーと呼びます。





昔、靴学校に通っている時にタンナーのもとへ見学に行ったことがありましたが、生の皮を扱っているだけあって、その臭いは想像を絶するものでした。とても申し訳ないけど、ずっとそこにいると具合が悪くなるくらいの臭いだったのを覚えています。その見学以降、革を扱うということは、動物の命をいただいていることと、タンナーさんたちのような大変な作業をされている方たちのおかげなんだなといつも心に留めています。



と、、、ちょっと長くなりましたが
今回は「革」と「皮」の違いについてと
皮から革へと変化させる「鞣し」について
簡単に説明しましたニコニコ


  
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Posted by シュービー at 14:22Comments(0)▼靴のはなし